40代、ひとりのクリスマスがこんなに心地いいなんて。寂しさが消えた過ごし方
日本にいると、クリスマスは
「恋人と過ごすイベント」「誰かと一緒にいる日」
という空気がとても強いですよね。
だからこそ、予定がないと
「一人ってなんだか寂しいかも」
と感じてしまいやすい。
でも実は、一人だからこそ味わえるクリスマスの楽しみ方は、思っている以上にたくさんあります。
私はイギリスのクリスマスも経験しましたが、向こうでは「家族で静かに過ごす日」。
仕事は休み、店も閉まり、街全体が“お祝いモード”。
一方で日本は、平日なら通常営業のことも多く、良くも悪くも日常に近い。
だからこそ日本のクリスマスは、
「どう過ごすか」を自分で決められる自由度が高い日
でもあると思うのです。
ここでは宗教的な話は置いておいて、
私自身が「一人でも心から満たされたな」と感じたクリスマスの過ごし方をシェアします。
楽しめるかどうかは、状況より「解釈」
少し極端ですが、まず大事なのはここです。
楽しいか、寂しいか。
その多くは「起きている出来事」よりも、
それをどう受け取っているかで決まります。
同じ「一人のクリスマス」でも、
- 最悪だと思う人
- 気楽で最高と思う人
がいる。
この違いは、才能でも性格でもなく、
「どんな意味づけをしているか」だけ。
どう感じるかを、自分で選べる。
そう思えるだけで、周りの空気に振り回されにくくなります。
最初は気分が乗らなくても、
「今日は楽しむ日にしよう」と決めてしまうと、不思議と後から気持ちがついてくることも多いものです。
一人だからこそできる「やりたいこと全部のせ」
誰かと過ごすときは、相手の希望も考えますよね。
でも一人なら、遠慮ゼロ・調整ゼロ。
- ケーキを作る
- 買ってきたご褒美スイーツを並べる
- チキンじゃなくて、好きな魚でクリスマス風に盛り付ける
- ワイン片手に、何も考えず映画を見る
私は「The Holiday」を、ワインを飲みながらだらだら観るのが大好きです。
いかにもな過ごし方だけど、それがいい。
ツリーを飾ってもいいし、
自分へのプレゼントをいくつも用意してもいい。
「一人=簡素」ではなく、
一人だからこそ、贅沢に自分を扱う。
そんな日にしてみてください。
「日本のクリスマス」だけが正解じゃない
日本にいると、どうしても日本の価値観が基準になります。
でも海外に目を向けると、
クリスマスの過ごし方は本当にさまざま。
11月中旬から始まるクリスマスマーケット、
12月のウィンターワンダーランド、
街中に並ぶオーナメントやデコレーション。
実際に行けなくても、
YouTubeで海外のクリスマスVlogや旅動画を見るだけでも十分楽しいです。
「こんな過ごし方もあるんだ」
そう思えるだけで、
「一人で寂しい」という発想自体が、少し相対化されていきます。
視野が広がると、心も軽くなります。
クリスマスは「気づき」が増える日でもある
結局のところ、大切なのは
自分がどう過ごしたいかの主導権を、自分が持っているかどうか。
気分が落ちるときは、
たいてい視野が狭くなっています。
そんなときは、
- 大切な人にカードを送る
- 感謝のメッセージを送る
海外ではクリスマスカードはとても一般的で、日本の年賀状に近い存在。
手書きの一言があるだけで、もらう側も送る側も、少し心が温まります。
普段は照れくさくて言えない言葉も、
「クリスマスだから」という理由が背中を押してくれることもあります。
ちなみに私は、
「今日が最後の日だったら後悔しないか?」
と考えて、結構すぐ伝えてしまうタイプです(笑)
一人でも、誰かとでも。
どんな形であれ、
自分が納得できる時間を過ごせたら、それが一番のクリスマス。
今年も、あなたにとって心があたたまる一日になりますように。