近すぎても、遠すぎても疲れる。40代から考える「職場でちょうどいい距離感」
職場の人間関係で、あとからじわっと疲れる原因。
それは、意外と「距離感」だったりします。
距離の取り方が上手な人は、
特別に愛想がいいわけでも、器用なわけでもない。
ただ、相手との間に“心地よい余白”をつくるのが上手なだけ。
私は昔、この距離感があまり得意ではありませんでした。
でも、人間関係がとても安定している友人に聞いて、
「距離感を意識する」という考え方を知り、少し楽になりました。
今回は、職場に絞って
私なりに実践してきた距離の取り方を整理してみます。
🏢 会社そのものとの距離感
まず考えたいのは、会社と自分の距離です。
・親友のように一体化している
・ご近所付き合いくらいの距離
・仕事上のパートナーとして割り切っている
どれが正解という話ではありません。
ただ、この距離感が曖昧だと、無理が出やすい。
私自身、若い頃は
・会社に期待しすぎる
・NOと言えない
・体調が悪くても仕事を優先する
そんな状態になっていました。
会社を「一つの人格」だと考えると、少し整理できます。
- 会社は完璧ではない
- 成長途中の存在
- 自分は“役割”を提供する側
「私はこの会社と、何をする契約をしているのか」
ここを言葉にできると、過剰に背負わなくなりました。
🧩 他部署の人との距離感
人数が多い会社ほど、
「話したこともない人」がたくさんいます。
だからといって、
無関心すぎるのも、雑な態度も違う。
基本は、
「同じ船に乗っている“仕事仲間”」という距離感。
一緒にプロジェクトをやる場合は、
・声をかけやすい
・相談しやすい
でも、踏み込みすぎない。
距離が遠すぎると、
「これ聞いていいのかな?」と迷いが生まれます。
近すぎると、余計な気遣いが増える。
目的はあくまで、
仕事がスムーズに進むこと。
それを基準に距離を調整します。
👥 同じ部署・チームが一番むずかしい
正直、ここが一番悩ましいところです。
毎日顔を合わせる分、
近くなりすぎることも、逆にストレスを溜めることもある。
大事なのは、
「自分がどう感じるか」より
相手にどう伝わっているか。
日本語にある
「親しき仲にも礼儀あり」
これは本当によくできた言葉だと思います。
- フラットな敬意
- 最低限の礼儀
- 相手の立場を軽く想像する
これがあるだけで、関係は崩れにくくなります。
🔭 少し俯瞰できるポジションを持つ
慣れてくると、
・期待しすぎる
・甘えすぎる
・雑になる
こんなズレが出やすくなります。
だから私は、
一歩引いて全体を見る視点を意識しています。
会社は、
「居場所」である前に
「仕事をする場所」。
ファミリー感がある職場も素敵ですが、
自分の軸は「プロとして何を提供するか」。
そのくらいの距離が、
長く働くうえでは一番楽でした。
職場の距離感は、
近づくことより、調整し続けることが大事。
近すぎたら少し引く。
遠すぎたら一歩近づく。
その繰り返しでいいと思います。
人間関係に疲れすぎず、
仕事に集中できる距離感を、
40代からは自分で選んでいきましょう。