40代になって実感した、続けていて本当に助けられた4つの習慣
30代から続けてきた習慣の中で、
「これはやっていて本当に良かった」と思えるものがあります。
どれも派手なものではありません。
でも40代になった今、体調や集中力、毎日の過ごしやすさに
確実に差が出ていると感じています。
振り返ると、その原点には祖母の生活がありました。
特別な健康法をしていたわけでもなく、
ただ毎日を淡々と、整えて生きていた人でした。
今日は、そんな祖母の影響も受けながら
30代から続けていて良かった習慣を4つ紹介します。
📘 本を読む|「最後まで読まなくていい」と決めてから続いた
子どもの頃から、本を読むのは得意ではありませんでした。
開くと眠くなるし、読むスピードも遅い。
大人になってからも
「読んだ方がいいのは分かっているけど続かない」
そんな状態が長く続いていました。
変わったきっかけは、
最後まで読まなくていい、と自分に許可を出したことです。
今はまず全体をざっと流し読みして、
「これはちゃんと読みたい」と思ったものだけ、もう一度読む。
合わない本は途中でやめます。
最近はAudibleで、
通勤中や掃除をしながら聞くことも増えました。
読む場所も時間も固定しません。
ただ、生活の中に“本に触れる余白”を残す。
それだけで、1年後に残る知識量はかなり変わります。
🏃♀️ 運動|仕事を続けるための現実的な選択
デザインの仕事を始めた頃、
先輩から「この仕事は腰を壊しやすい」と言われました。
長時間座りっぱなしで、集中力も体力も使う仕事。
そこで「運動だけはやめない」と決めました。
学生時代は運動が得意だったわけではありません。
走るのも好きではなかったです。
それでも、
「体調が落ちる=仕事の質が落ちる」
と分かってから、筋トレと有酸素運動を続けています。
40代になり、衰えを感じる場面は確実に増えました。
それでも大きく崩れないのは、
最低限の体力を日常で維持しているからだと思っています。
👕 寝るときはパジャマを着る|切り替えを作るための習慣
以前は部屋着のまま寝ることも多く、
正直、パジャマは面倒だと思っていました。
でも祖母は、必ず寝る前に身支度を整え、
洋服からパジャマに着替えて布団に入っていました。
今、自分がパジャマを着て寝るようになって感じるのは、
「起きている時間」と「寝る時間」がはっきり分かれるということ。
パジャマに着替えると、
「今日はもう終わり」という合図になります。
夜のダラダラが減り、
結果的に睡眠の質も安定しました。
🍚 ご飯の時間を決める|1日を組み立てやすくするために
平日も休日も、
できるだけ同じ時間帯にご飯を食べるようにしています。
ご飯は毎日必ずある予定なので、
時間を決めると、1日の流れが自然と整います。
集中できていない日や体調が微妙な日は、
「食欲」や「時間のズレ」で気づけることも多い。
家族と一緒に食べる時間は、
短くても自然な会話の場になります。
「何を食べるか」よりも、
「いつ食べるか」を決めることが、
生活を安定させてくれました。
🕰 まとめ|習慣は、時間の使い方そのもの
紹介した4つの習慣に共通しているのは、
生活にメリハリを作り、
調子を崩しにくくすることです。
40代になると、
回復力も体力も確実に変わってきます。
だからこそ、
壊れてから立て直すのではなく、
日常の中で整えておく。
今から始めても遅くありません。
この先の50代、60代を
少しでも楽に、前向きに過ごすために。
できそうなものから、
一つだけでも続けてみてください。