40代デザイナーはAIとどう働く?デザインの仕事で取り入れて試してみたこと
AIを仕事で使うことが、すっかり当たり前になってきました。
とはいえ、自分の職種や業務にどう組み込むかは、
まだ手探りという人も多いのではないでしょうか。
私自身、デザインの仕事の中で
少ない人数・限られた予算で、どう成果を出すかを考える場面が増え、
AIを取り入れながら試行錯誤しています。
正直、うまく使いこなせているとは言えません。
それでも「試し続けること」だけはやめていません。
今回は、
デザイナーとして実際に使っているAIの取り入れ方を
リアルな感触も含めてシェアします。
💡 アイデア出しは「一人で考えない」
制作依頼を受けた直後、
「こういう表現もありそう」「別案もあるな」と
頭の中で考えが散らかることはありませんか?
私はその段階で、
AIを「アイデアの壁打ち相手」として使っています。
一人で考えている内容を、そのまま言語化して投げる。
すると、
- 別の切り口のアイデア
- 表現のバリエーション
- 論理的な背景説明
まで返ってくる。
特に助かるのが、
あとから説明に使える「理由」を言語化してくれる点です。
方向性が決まった後、
上司やクライアントに説明する時の「なぜこの案なのか」が整理されていると、
コミュニケーションが一気に楽になります。
👀 制作物の「第三者視点」をもらう
意外と重宝しているのが、制作物の評価をAIに聞くことです。
バナーを複数作って、「どれがいいか迷う」あの時間。
AIに画像を見せて、
- ターゲット
- 目的
- 使用シーン
を伝えたうえで評価してもらうと、
「なぜこの案が強いか」を言葉で返してくれます。
感覚だけでなく、言語として整理されるのがポイント。
最近は画像認識の精度も上がり、
テキストだけでなくビジュアル面での相談相手としても
使える場面が増えてきたと感じています。
🖼️ 画像生成は「理想と現実のギャップ中」
正直に言うと、
画像生成AIはまだ得意ではありません。
AdobeやCanvaのAI機能も触っていますが、
「思った通りに出す」のは簡単ではない。
ただ、
打ち合わせの場でAIを使いながら
その場でラフを形に出来たら、これは強い武器になると感じました。
口頭だけの「こんな感じ」より、一度でも目で見て共有できると、
認識のズレは一気に減ります。
比較検討用のラフをサッと出せるようになれば、工数もかなり削減できる。
ここは、私自身もこれから伸ばしたい領域です。
✍️ 結局、カギはプロンプト
いろいろ試して感じたのは、
最終的に重要なのはプロンプトということ。
どんなに性能が良くても、伝え方が曖昧だと、
返ってくるアウトプットも曖昧になります。
画像生成をうまく使っている人ほど、
「どう伝えるか」が具体的。
- 目的
- 前提条件
- 使う場面
- 避けたい表現
このあたりを
きちんと言語化していました。
デザインスキルを磨くのと同時に、
AIと協創するための「伝える力」も
磨いていく必要がある。
そう実感しています。
🎯 AIは「代わり」ではなく「相棒」
AIは、
デザイナーの仕事を奪う存在ではなく、
思考と判断を助けてくれる相棒だと思っています。
完璧に使いこなす必要はない。
まずは、自分の仕事の中で
「どこが一番しんどいか」を見つけて、
そこに少しずつ取り入れる。
40代からのデザインワークは、
体力よりも、考え方と仕組みが大事。
AIとどう付き合うかは、
これからも試行錯誤が続きそうです。