Work & Career

40代のデザイナーって、どんな毎日を送っているの?

takaco

20代の頃からデザインの世界で働き続け、気づけば20年以上。
40代になった今も、私はデザイナーとして仕事をしています。

「40代のデザイナーってどんな仕事してるの?」と聞かれることがあります。
確かに、20代とは働き方も役割も大きく変わりました。

今日は、私の“20年のデザイン人生”を静かにふり返りながら、
40代デザイナーのリアルをお話ししたいと思います。

🌱 スタートは“小さな制作会社”から

私が社会に出たのは、氷河期世代の真っ只中。
就職は厳しく、そして、とにかくお給料が安かった時代です。

それでも私は「作ることが好き」という理由だけで、迷わず制作会社へ。
毎日、深夜までデザインしてコーディングして、
帰り道の終電ホームでぼんやり立ち尽くしながら、
「私は何を目指しているんだろう」と思った夜もありました。

でも、不思議と辞めようとは思わなかった。
“作ること”が、当時の私の支えだったんです。

🌿 フリーランス期:なんでも作る「一人制作会社」へ

20代後半、私はフリーランスになりました。
この頃の私はまさに “なんでも屋さん”。

ウェブサイトのデザイン、コーディング、ディレクション、
企業のDM、ショップカード、LP制作…。

ひとつのサイトを作ると、
「名刺も作ってほしい」「店頭用のカードもお願い」
そんな風に仕事が広がっていきました。

案件ごとに世界が変わるようで、
大変だったけれど、楽しかった時期です。

🌤 事業会社へ。デザイナーの仕事が“プロダクト”に広がっ

30代で、私は事業会社に転職しました。
ここから、私のキャリアは大きくカーブしていきます。

入社した会社には、ほとんどデザイナーがいませんでした。
“制作部”すら存在しない環境の中で、
私は必要とされる部署へ、どんどん飛び込んでいきました。

営業のチラシ、マーケのメルマガデザイン、
Web更新、コンテンツ制作…。

気づけば役割はどんどん広がり、
自社サービスのダッシュボードやツールをデザインする
“プロダクトデザイナー”という領域にも足を踏み入れました。

UI/UXを学び始めたのも、この頃です。

🌙 40代、プロジェクトマネージャーという新しい視点へ

そして今、私は会員サイトの「プロジェクトマネージャー」。
サイトの改善を統括し、社内を調整し、外部パートナーと進行し、
必要があれば自分も手を動かす。

“作る人” から
“全体を動かす人” へ。

20代の頃、ひたすらPCに向かっていた私には想像もつかない景色です。

でも、どの働き方も無駄ではありませんでした。
制作会社・フリーランス・事業会社・兼業。
あらゆるフェーズを経験したからこそ、
今の自分の視点があるのだと思います。

🌾 キャリアは「ピボット」でゆっくり変わっていく

職種を変えることが怖かった時期もありました。
でも実際は、いきなり別の職業になるのではなくて、

自分の軸を中心に、少しずつ角度を変えていく。

それが“ピボット”という感覚に近いのかもしれません。

Webデザインからフロントエンドへ、
プロダクトからUIUXデザイナーへ、
そしてPMへ。

全部つながっているし、
過去の経験が必ずどこかで活きます。

🌸 20代で一度、働けなくなった時に気づいたこと

メンタルを崩して1年ほど離脱した時期があります。
復帰した時に驚いたのは、Web技術の変化の速さ。
わずか1年でまったく別世界になっていました。

そのとき強く思ったのです。

「進化のスピードは、私を待ってくれない」

だからこそ、
・今に集中すること
・柔軟でいること
・土台になる力を持っておくこと

この3つが、これからの時代を働く上で欠かせないと感じました。

🌕 40代のデザイナーは、“ずっと作ってる”だけじゃない

もし今、あなたが
「40代になったとき、デザイナーはどうなっているんだろう?」
と不安を感じているなら、これだけは伝えたい。

関わり方は変わるけれど、仕事の楽しさは変わらない。

作るものが変わり、役割が変わり、視点が変わる。
でも、デザインの本質は変わりません。

私は今も、毎日デザインの世界にいる。
その形が変わり続けているだけなんです。

40代も、まだおもしろい。
そして、この先もきっと変わり続けるのだと思います。

記事URLをコピーしました