投資を始める前に決めておきたい損ぎりの金額について 分かりやすく表にしてみる

19/01/2022

投資を始める時に、先に決めておくべき事っていくつかあったりしますよね。
投資初心者の私ですが、書籍やネットで情報を集めても、「実際の金額ってどんなものなのだろうか?」と、想像がつきにくいものがあります。
特に「損切りを決めておく」という部分について、テキストベースの情報だけではピンとこなかったので、図にまとめて金額を肌感でわかりやすいようにまとめてみようと思いました。

よく見るワードが「損切りを決めておく」というものです。
確かに、いくらまで下がったら売ろう!と決めるのは大切だと思うし、 いざ、その金額になったら、「もう少し待てば上がるかも」なんて、決めきれない自分がいそうな そんな感じもしなくはありません。

まずは、10%で表にしてみる

設定は下記の通りです。
(※実際には、手数料など、諸々かかる費用がありますが、ここでは分かりやすくするために省いてあります)

投資額毎月8万円
期間2年
損切り買値の10%にする

ここでは、10%の金額と引いた後の金額も載せてみました。
赤色で囲っている場所で、約半月分が引かれてしまいます。
そして、青色は約1ヶ月分が丸々なくなってしまう金額です。
当たり前ですが、こうやって見ると「%」で決めると、年月と買い増しするにつれて、その金額が大きくなるのがわかります。

最初は1万円にも満たない数字で「10%いけるかもな」と思っても、月日を重ねればあっという間。
テキストから図に起こすことで見えてくるものがあるように思います。

%の値を変更してみる

先ほどの10%をその半分の5%に変えてみたとします。
1年目の10ヶ月目で半月分の金額「4万円」になっています(赤枠参照)。
1ヶ月分の「8万円」は、2年と8ヶ月目になっています(青枠参照)。
こうやってみると、「10%より5%の方が合ってるな」など感じれるのかなと思いました。
もしかすると、「5%でも辛いな」と思うかもしません。

%以外に変更するのも有り

そもそも、「長期保有」した場合、割合で決めると、金額が大きくなるのは当たり前。
そしたら、「%」で決める必要もないのかなという考えも見る事が出来ると思いました。

例えば

  • 1ヶ月分の金額なら「お勉強代!」って言って割り切れる(=8万円という金額でラインを作る)
  • 8万円までは%。それ以上は8万円の金額ラインにする
  • そもそも損する事自体性格に合わないので、投資ではない方法を考える

このように、自分が納得できる部分を見つける事が良いのではないでしょうか?

まとめ

最近興味を持ち始めた「投資」について、数字が多い情報の中で、その数字情報をなるべく肌で感じやすい、直感的に大きさが見やすいものに表現を変えてみました。
「ほとんどの人は買値の10%程度を損切りに決めてます」なんて書いてあっても、その10%がどれくらいの数字なのか、自分にとっては、どうなのか?という視点は大切なのかなと思いました。
文字情報を見るだけだと、その「5%」や「10%」の大きさを感じにくいですが、表にする事で、全体把握もしやすいのかなと思いました。
「増えます」って事も大切ですが、投資をやる上ではリスクはつきものなので、今回は、損切りの方に目を向けて、表を作ってみました。
もっと詳しくなれば、自分が保有する株の値動きはどれくらいなのかと見て比べるのも良いのかもしれないですね。

今回の記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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